taste
 オーディオ

 

 



大地は騒々しい

LP レコードブレイヤーの設置を、コンクリートで大地から立上げ
家の中まで引き込み・・・、ご満悦に浸っている方が居る。

これには二つの理由があって、
一つは「作用・反作用」の原理を究極まで高めようというもの。
二つ目は、「大地は静かなもの」という前提に立っているもの。

しかし、「作用・反作用」に直接 影響」するのは、「シェルとアーム」
の重さであり、他の影響は無視しても差し支えない範囲た。

また、「大地は静かなもの」という前提は大きな勘違いだ。

都会なら、走行する車の振動は24時間鳴りっ放なしだし、
電線などの風きり音も電柱から伝わって来る。
山の近くなら、枝や木の葉の風きり音が騒々しいし、
海の近くなら、海岸の波打ち音が騒々しい。
家の近くなら、上・下水道の流水音が騒々しい。
大地は、マグマの活動や、海中の「熱水噴出し孔」などから
大きなエネルギーが放出されている。
チリ沖地震で地球を半周し、日本まで津波が伝わるように、
大きなエネルギーは大地を騒々しくしている。

オーディオマニアは、何か勘違いをしては居ないだろうか。
大地は、豊かな音の見えざる宝庫だと言う事を。

さて、ピアノを弾くと、その「打鍵音」が鳴り響くことになる。
鍵盤の下には厚いフェルトを挟んであり、その雑音発生源を
断っている。

フローリングのようなベニヤ板を5センチ幅ぐらいにカットし、
裏に ピアノの部品・・・鍵盤奥に敷いてある2,
5センチ幅の
緑色フェルトを貼り付け、LP プレイヤーの前後または左右の
インシュレーターとして使うと、真に静かな音場となる。
自作したいと思う方には、フェルトの入手先や、私が手持ちの
部品を送ってあげても良い。






近・現代におけるデジタル アンプ は
・・・
2015:3:10

音の三要素 (音高・音圧・音色)など、総てにおいて一直線で、
俊敏さの応答力に優れ、内部&外来雑音も殆どない。
近年はパワーも100W以上出てアナログを凌ぐ。
・・・であるからオーディオマニアたる存在意義が薄れ、
後はスピーカー次第で決まる。
例えば、クオード・ESLとの組合せなどもリアルで面白い。

しかし欠点はあるもので、
セレクターが不十分で、クロストークは多少あるし、
電源たる消費電力が大きく、「24時間鳴らしぱなし・・・」の
ような使い方では電気代がピンと跳ね上がる。

尚、デジタルは数字なので、数字に「良し悪し」はないので、
生産国やメーカーの違いがあってもスペックが同じなら
優劣はない。 これまでの先入観は もう捨てた方がよい。


真空管アンプの実力は空間を鳴らせるか・・・
 
 レコード制作において録音現場を選ぶ際には、エコー(残響)を有機的に
利用する目的で、このような
空席ホールを選ぶ場合が多い。
 独奏や独唱の担い手は、マイクから1メートルほど離れていて、
伴奏たるピアノはマイクから2メートルほど離れている
 こうなればマイクはホールの響き、つまり反響・残響も拾うことになり、
距離感が録音されているのである。

 しかしながら、よほど優れたアンプでないと この距離感の再現は難しく、
ONマイクで歌ったり弾いているようにしか感じられない。

この距離感はアンプの良し悪しを判定する「有効な手段」として活用できる。

ちなみに、2014:12:12 は、東芝6GB8 pp のアンプが組み上がった。
プッシュプルだけに、パワーを注ぎ込んでもビクともしない。
空気感・距離感も、最初一発目の音だしから・・・本当にリアルである。


クウォードESL(1957〜1985年)

 私がQUAD ESL に出会ったのは、1971年 同僚のオーディオ売り場にいた
先輩宅に伺った時だ。
なにやらパネルヒーターのような風貌で、まともな音がでるまで時間がかかった。
それでも何となく音の新鮮さを感じとれた。
 先輩は、一個五万円で買ったと言っていた。
それから猛烈なインフレが続き、価格は高騰するばかり。
私の安月給では買えるわけもなく十年が過ぎた。
隣のオーディオ売り場の展示品を安く処分する・・・というので買うことにした。
買った価格は一個12万円である。

 日立 ローディー トランジスタアンプを所持していたが、保護回路が働いて
使い物にならない。
しかたがなく、ラックスの真空管アンプ MQ68C を買い、これでやっと
音出しはできたが 感心するほどのクウォリティーではなかった。
結論から言うと、オリジナルの自作真空管アンプで鳴らすまで待つことになった。

 この度 フォステクスの FE208ES スピーカーを箱に組上げ悦に入って
聴いていたが、パワーをある程度入れている時は これほどのユニットは
いくらお金を出しても決して得られる音でないのだが・・・、音量を下げ
音を絞ると、まるで安物のスピーカーになり下がってしまうのである。

 ここから本題である。 クウォード ESL。
パネルの網に凹みをつけていたので、この凹みを自分で直そうと思い、
ネジを取り始めた。

@ ネジは、左右 計六個を緩めると木の抑えが取れる。
A 下側に通電するための電極があるので、ハンダごてで外す。
B 下側に網を止めているネジが八本あるので取る。
C 両サイドのコの字をしたホチキス針のようなタッカー針を取る。
  これで網は取れる。
D 埃が大量に入っていて、また手が真っ黒になるほど汚れている。
E 掃除をし、凹みを直し、逆の順序で戻す。

 掃除をする前は音が篭っていたが、幕の質量が軽くなったので、
音は明瞭になった。
中古で買われた方は、難しくないので、トライしてみてください。
コの字の針は、エアタッカーでは強すぎるので、バネ式のハンドタッカーの
方が無難です。 2014年11月25日

さて、 ESL(57)の特徴
@ 小音量時でも音が痩せない。
A 発音体が軽く、音の切れが良い。
B 低音は他のフルレンジユニット単体より、リニアに伸びている。
C 足が三本なので、支えが確実。
D 結果、表現はリアルであるが、角のとれた甘い音ではない。

★ コンデンサースピーカーは後ろに音が出て、壁に近いとその反射音と相殺
  して、音が小さくなる欠点がありますが・・・、
  私はこれを工夫して好結果を得ました。

  壁との間を狭くし・・・ほとんど密着、
  厚手のカーテンを挟み音を吸わせたのです。
  これで置き場所の懸案も解消できたし、時間の遅れによる混変調も減り、
  音量も上がりました。

Bの、他のフルレンジユニットは、60Hz前後から下に20デシベル(1/100)も
  下がっており、ESLの方が低音の伸びは一直線だ。



ナイフエッジに輝く FE208
ES

ごく一般のダイナミックスピーカーは、ボイスコイルを巻いたボビンが
前後に揺れ、先端に着けられたコーンの振動で音を出している。
このコーンが問題で、外周は空気の抵抗を受け歪み、センターとの
時間の遅れを出してしまう。・・・つまり忠実ではない。

FE208EΣは、コーンを角ばった三角形に折りたたみ、
コーンの中で歪むのを最小にしている。

さて、「スピーカーの能率」とは何を意味するものであろうか。
FE208ESは、大変に能率が良く感度に優れている。
能率が良いスピーカーは、埋もれてしまいがちなバックの弱い
音をも再現するので、そのリアル感は 「そうだそうだ」と・・・
既に他界した人の息遣いや演奏を感じられ 感懐ひとしおだ。

能率の悪いスピーカーをアンブの力で無理矢理鳴らすのと
全然違い 別の音楽なので、すり込みと言うか思い込みと
言うか、慣れないとその良さが分からない。

 私はピアノのコンディションを整え、再現性の高い演奏を可能に
する「調律師」であるが・・・、
それを客にどんなに勧めても、その状態を知らない人からの
注文は一切無い。
近年は金銭にかえる仕事としてのお勧めは止めて、
「お薦め」だけ・・・と、言うだけにしている。
すり込みと言うか思い込みと言うか、自分に無いものへの
一歩は、果てしなく遠い。
それを「いや」というほど味わらされた。 あー!! もったいない。

きっと オーデオでも先入観が支配した未体験ゾーンなのであろう。


フォステクスのFE208EΣ(シグマ)は能率もよく、
紙臭さも少なく、再現性が高い。

これを更に高めた限定販売FE208ESは、どんなに褒めても
言葉では伝わらない特殊なユニットだ。

俊敏性(応答力・立上がり)がリアルで、振動系の重たさが
強力な磁場によって軽減され、よって各楽器の存在感・場の透明感が
何倍にも見えてくる。
これは正に、再現音楽の到達点かも知れない。

怖いのは、ハワーを入れ過ぎて、ボイスコイルをとばして
しまう事だ。
ステレオ片方の振動系がメーカー不良品だったので、修理に出したら、
「これが最後の部品だから次は無いので」…と言われ交換して来た。
したがって、6BQ5ppという小出力アンプを繋いで鳴らしている。
小出力と言っても、7.5Wほど出るから音はかなり大きく、
家庭用としては十分すぎる。


 2014年11月14日。この日は自分にとっての記念日となった。

FE208ESを一言でいうと度肝を抜く再現力で、パホーマンスというか 圧倒的
スケール感というか 誰が聴いても その力の違いがはっきり判る絶品ものだ。
正に限定販売に相応しい。

自分の信念においてのエンクロージャー造り、人真似ではないゼロからの
オリジナル回路による真空管アンプ。
記念日というのは、それがパーフェクトであり、達成感に酔いしれたからだ。

 私がオーディオに出会い興味を持ったのは三十歳のころ。
今 この時は七十三歳であるから、実に43年も昔。
AMラジオ放送から、音楽専門FM放送の開始。
SPレコードから、33回転LPレコードの出現。
それらを横目で見ながら生活に余裕はなく、趣味にするなんて夢またの夢。
 始まりは三十歳の時、デンオンのカートリッジDL103sを購入したこと。
このカートリッジのクウォリティーは素晴らしく、高級な装置で固めた友人の
ものにも匹敵して、友人を驚かせた。
その後はカートリッジを次々と購入し、オルトホン・オーディオテクニカの
数々に手を出し、現在に至る。

 真空管の増幅原理や回路図の意味を理解できるようになって、
全くオリジナル回路による真空管アンプ作りに成功。
整流回路を除き、抵抗やコンデンサーを一本も使わない・・・音を汚す
要因を消したアンプであるから、自分では大発明だと思っている。

 スピーカーは、フォステクスの限定販売 FE168ES が出た時、
コーン紙が凸凹で、コーンの中で歪むのを防げ、これは良いと判断し
購入しようと思ったら、既にそれは無く、20センチ FE208ES しか
入手できなかった。

 しかしこれが幸運だった。
バッフルを無垢の銘木、紫檀や花梨・鉄刀木にしようと思い、しかしワシン
トン条約とかで輸入が禁止され、手頃な値段での購入は出来なかった。
ようやく入手したのが欅55ミリ厚で、これに楢 30 ミリ厚 集製材で箱を
組み・・・、
箱の共振周波数が20ヘルツ付近に下がったのか、変なピークやディップは
みられず、滑らかな再生音となった。
FE208ES ユニットは13,000.Hz以上は出ていないのだが 聴感上の高音の
切れは それとは感じられず 正にナイフエッジだ。

真空管 東芝 6GB8+OPT のぐちPMF9Ws の組合せは、驚きに満ちた
ベストマッチングだったらしく、左右ステレオのセパレーティングに優れ、
特筆すべきは、反響・残響・空気感の余韻が 「会場の響き」 そのもので、
録音現場が手に取るように現れた。
・・・OFFマイクが再現され、ONマイク的では無いのである。
ヨーヨーマが弾くバッハの無伴奏チェロは、残響の多い小ホールらしく、
その残響音が被り、本体 チェロ絃の重音(和音)が 汚れぎみなので驚いた。

このように、43年も費やして理想とする音を得ることが出来たのだが・・・、
これは化粧をしていないスッピンの音で、音楽を楽しむのにはリアルすぎる
かもしれない。
オーディオが趣味というお宅に伺い、ホーンを軸にした超高級・超高額
スピーカーは、言い知れぬ豊かな低音を奏でており、私のリアルすぎる
緊張感とは方向が全然違う。

 私はピアノ調律師であるが、お客さんの中にフォルテが全くでない
音の柔らかさを好む方も居て・・・、私はフォルテが全く出ないのは
病気だと思うのだが、それが好みだと言うのだから仕方がない。

 中国の大気汚染 PM25 は、何もかも灰色の色の無い世界をつくって
しまうが、これまで私たちが聞いていた音は、音の角が丸くなり複数の楽器が
混濁し、現実離れしたものを聴いていたのだ。
それをつくづく実感する域に達した記念が、自作真空管アンプと、スピーカー
ユニット FE208ES である。
オーディオらしい雰囲気は別として、リアルな音に興味のある方はご一報を。



SONYのデジタルアンプ

デジタルは数字だから、数字に良いも悪いも無い。
メーカーや生産国の信頼度を重視するクセがついているので、
にわかには心を入れ替えられないが、変な先入観に縛られないよう
気をつけたい。

 エジソンが、録音機器を発明してからこれまで数々の
試みが為され現代に至ったわけだが、ようやく原音と
遜色がない技術を得たようだ。
これまでのアンプとスピーカーは、鋭利なエッジの音を、
頭を丸くした鈍い音でしか再現できなく、鮮烈な音とは無縁だった。

私は、電源回路を除き、
信号回路に抵抗を一本も使わない独自の真空管アンブ回路と、
フォステクスの限定販売バックロードホーン用スピーカーユニット
FE208ESや 市販 FE208EΣを得て、後面開放として働く
エンクロージャーと、銘木の紅紫檀,鉄刀木,花梨(瘤),欅などの
無垢材バッフルに拘り、自作を続けている。
黒檀(ウォルナット)などは絶滅危惧種でもあり、ワシントン条約で規制が
かけられている材料だから、これを切り刻んでスピーカーにするのには
勇気がいる。

フォステクスFE208ES限定販売や市販 FE208EΣは、
20pフルレンジであるが、音像再現において郡を抜くというか、
唯一というか、解像度(音離れ)、定位、バイタリティー、現実感、
音楽性において100点に近く、他のスピーカーユニットを凌ぐ
ダントツの名スピーカーである。

ここまで練り上げたフォステクス技術陣には敬意を表する。

 さて、音は一枚のグラフに描ける。・・・ステレオなら二枚。
横軸に時間、縦軸に音の強さを描けば、オーケストラのような
複雑な音も描けるのである。
 デジタル音16ビットのCDは、X軸に一秒間を44,100.に区切り、
Y軸に音の強さを65,536.段階に分けて記録している。

 これだけ細かく記録すると、人間には聞こえない高い周波数まで
記録していて、しかも数字だから劣化の余地が無く忠実だ。

原音の早い段階で数値に置き換えるデジタルアンプは、
ソースの色づけを防ぎ、立上がり立下りのスピード感に優れ、
特に低音のアタック音は、スピーカーが着いて来れないほど
原音に忠実だ。

私は、ソニー CDブレーヤー D-NE730、MDレコーダー MZ-RH1、
ICレコーダー SX-813と、デジタルアンプ入りの機種を所有。
中でも振動で故障しないICレコーダーは小さくもあり、
特別な思いで愛用している。
この度、リニアPCMレコーダー D100(約10万円)も入手し、
以前購入したD50とともに高級録音・再生機器として使用可能だ。
低音が 20 Hzまで一直線なので、音楽再生だけでなく、
フィールドやライブ録音も可能なので、もっと使いこなしたい。

デジタル音に異論を唱え、悪く言う方もおられると思うが・・・、
それは人間の能力を過大評価、自らを過信しているからだ。

 例、音楽をやる人は、弱い音はP(ピアノ)で、
強い音がF(フォルテ)である事を知っている。

音楽の強弱の幅は、ピアニッシモとか、フォルテッシシモとかの
8段階ないし10段階で・・・、
しかし、これを常に忠実に表現できる人も、誰かの演奏を聴いて
楽譜に正確に起こせる人は、世界中に一人も居ない。
たったの8段階でもそうなのに、標準CDでも128段階もあって
オーバースペックなのは明白だ。

デジタルとはそういうもので、映像では僅かな斜めの線を再現
できないとか、速い動きに着いて来れずボヤけてしまう等の
欠点を露呈するが・・・、
音についてのデジタル音は、人間の能力を遥かに超え、
尚、音程についても・・・、

 例、半音の1/100を1セントというが、
440Hzと 442Hzは約8セント違うが・・・、

A-440Hzは、ラジオの時報、リコーダー、ハーモニカなどの教育楽器に
採用されており、いわば日本の音の標準。
A-442Hzは、日本のオーケストラが採用している音の基準。

ピアノの調律を依頼された場合、A-442Hzを指定される方が大勢
いらっしゃり、耳が良いという自慢の音楽家でも ご本人そのものは
その違いを分かって指定しているのではない。

二本の音叉を渡し、どちらが440Hz又は442Hzかを訊ねると、
困惑した顔で必死に聞き直している。
つまり半音の 8/100の値が、判らないのである。

ピアノ調律師は、4セント以内でなければ調律師にはなれない。
しかしそれは、デジタル的な別の方法で音を聞いているからで、
調律師も人間だから、音叉二本で、目隠しでランダムに
訊ねられたら正確に答えられるわけではない。

音のデジタル化は、人が8セントでも分らないのに、
半音の1/100⇒1セントどころか、初期のCDでも1/20000以上にも
細かく解析しており、人間の能力を遥かに超えたスペックなのだ。

デジタル音を悪く言う人は、思い込みばかりで耳は死んでいるからだ。

オーディオで言うと、CDが出来たころのスペックより、現在は
遥かに上のスペックでの録音がなされているが、それは数字
だけの世界であって、耳がともなった違いではない。

掛算で記録する圧縮という技術に MP-3などというものがあるが、
これとてスペックは人間の耳を越えており、人間に聞こえない
音まで再現している。
マスターテープに録音した際のテープヒスノイズを、カッティングの際
LPコードに記録してしまい、そのノイズは性能の良いカートリッジが
拾って再現、またカッティングの際、針が隣の溝に影響を与え、
レコードが一周すると、エコーのように聴こえてしまうなどの状態も、
MP-3にダビングしたものは再現しているのである。
おそらく、もっともっと知らない世界を忠実に再現している
事だろうと想像する。現代に生きる我々は凄い。

audio 実験室 足さない 引かない 何も飾ない

  私は生まれた時から貧乏で、そのハンデは今でも続き
一生抜け出る事は出来ないだろう。
 したがってオーディオには興味を持ったものの、高額なメーカー品とは
無縁であり・・・力も金も無いのに 届かぬ夢だけ持った変な奴である。

 最近リサイクルショップに、昔の高級中古品が出回り、憧れの品々が
時には買える価格なので嬉しい。
 
 さて、オーディオが趣味の方は、「抵抗」や「コンデンサー」という部品が
 回路に使われていることをご存知のことと思う。
 
 まず「抵抗」ですが、電子が抵抗の中を流れる時、信号という形にノイズを
足したり、細かい信号をディフォルメして分離が悪くなり元の形を歪め正しく
再現できないのです。 ・・・音がダンゴになる。
 
 「コンデンサー」は温度変化に弱く 回路の信頼性を著しく低下させ、
また信号に対して強弱の幅(ダイナミックレンジ)が狭く、高音寄りになったり
又は低音寄りになったりと、やはりディフォルメしてしまうのです。
 ・・・したがって「抵抗」も「コンデンサー」も、オーディオの敵なのです。
 
 「抵抗」や「コンデンサー」を使わない回路が理想なことは設計者なら
誰でも知っている事実なのに、実際の回路には 信号の通り道にまで
多数使われていて、これで「良い音」」を出せるわけがない。
 
 私は いとも簡単に「抵抗」や「コンデンサー」を一本も使わないオーディオ
アンプ作りに成功したので、千葉県木更津市の弊社モデルルームに
そのアンプが有るから、興味があれば お出でください。

 またスピーカーも自作で、打楽器のコンガにフルレンジ20cmを
組み込みました。
 
 最初に書いたように、私は貧乏だから、使っている真空管は
1本 千二百円ほど、昔のデレビ水平振幅増幅管 6CD6や6DQ5という
もので・・・1本 四・五万円もするオーディオ管ではありません。
 しかし、これを馬鹿にするな!!。文句を言うなら音を聴いてから言え。

  何も足さない。何も引かない。何も飾らない。

 ストレートな音というのは、今暮らしているこの環境と同じ音で、
 それが既に今は亡くなり、一時代前の巨匠による演奏だったりすると、
 息づかいや空気感まで伝わってきて、感慨ひとしお。


LP カートリッジの個性

@ オーディオテクニカ MC-AT F3U
  純粋無垢、優しさと気品は、他のカートリッジを凌ぐ。
  高音の切れも他をしのぐ。

A オーディオテクニカ MM-AT150
  ディテールに優れ、良好な状態のレコードで本領発揮。

B オーディオテクニカ MC-AT33PTG
  音溝の追随性に優れ、鮮烈なダイナミックレンジに高級感。

C デンオン MC-DL301U
  圧倒的パワー感、フルオーケストラも、ロックに鳴り響く。
  私の好みとしては一番かも。

D オルトフォン MC-SPU
  4gの針圧が音溝のゴミを蹴散らし、音は芯を捕らえ聴き易い。

 オーディオとしての一番は、再現性に優れたオーディオテクニカ AT-150だろう。
  訂正する。最近は MC-DL301Uの方が良いと確認した。

 しかし、気品のあるものも魅力だし、圧倒的なパワー感も
 時には嬉しい。
 中古レコードなどは、状態の悪いものも沢山ある。
ノイズを軽減するオルトフォン-SPU は、現実的には貴重な存在だ。


真空管アンプのインピーダンス整合

高周波では、インピーダンスのマッチングは避けて通れない重要課題だが、
オーディオでは 周波数でインピーダンスが変化するので、あまり重要視
されない。
しかしオーディオと言えども整合は ある程度必要で、不整合すぎると
再生音が高音寄りになったり 低音寄りになったりして不自然だ。

終段真空管の内部抵抗(RP)と、アウトプット トランス(OPT)の
インピーダンスが同じであれば理想で、高音寄りや 低音よりにはならない。

例、ロシア管 ΓΥ(ゲーウー)50 は、12.6V , 0.7A = 8.82Wで、
   ヒーター電力 8.82W÷B電源(360V)=24.5mA
   360V÷24.5mA=14,694Ω
   アウトプット トランス(OPT)のインピーダンスが7KΩなら、
   終段管の内部抵抗が 約7KΩになり、マッチングする。
尚、ヒーター電力を超える電流・電圧を終段管に流さないのが、
   寿命を延ばし 透き通った音を得るコツである。


OPTトランスを入力トランスとして逆向きに使う

小型 OPT トランスを逆向きに 入力トランスとして使用し、グリッドG1へ直接入れる
もので、8Ω:12KΩ のように なるべく巻線比の高いものが良い。

 グリッド G1が (-)バイアス時には、G1と カソード電極間には ほとんど電流は流れ
ないから、したがって無限大の抵抗と考えてもよく、電極間に電力の消費はない。
 入力が8Ωと低インピーダンスであるので インピーダンスか高いものとの接続は
整合しないように思いがちだが、一次側にも二次側にも電流が流れず
高インピーダンスであり、音質の劣化などを心配せずともよい。

 消費電力や 劣化もないから、鏡のようなクウォリティーを G1コントロールグリッド
に届けられ、増幅回路をワンステージ足した効果を得られている。


オーディオアンプの設計

シングル増幅は、(−)バイアスの中点にプラスおよびマイナスの両波を
印加するので、過大な入力では マイナス半波はプレート電流0値・・・
つまりクリップされ、
またプラス半波は 陰極電圧に対しプラス側の電位として働き、
オーバードライブ状態となって 歪み・雑音がひどい。

PPプッシュプルは、深い(−)バイアスの基へ両波ともプラスの半波として
印加するので、陰極電圧に対し瞬間的な(+)プラス電位として働いても
自由電子量 つまり飽和曲線内なら それほど歪まずに再生できる。
したがって、パワーが取れる。

また外来ノイズは、プラスの半波・マイナスの半波 両波に加重するので、
互いは相殺し その影響を受けず クリアなアンプとなる。

AB級プッシュプルでは、プレート電流を1〜3Wに相当するよう流しておくと、
1〜3WまではA級として働き 小出力時にも滑らかだ。


因みに 6BQ5PP は、約10W ほど とれる。
ほかに EL-34PP は、 20W ほど。
     6CD6PP は、  32W ほど。
     6C33PP は、  82W ほど。

尚、10W 以上は、家を揺るがすほどの大音響になるので、
   警察官がスットンで来るなど、現実的では無い。


カートリッジの個性

@ オーディオテクニカ MC-AT F3U
  純粋無垢、優しさと気品は他のカートリッジを凌ぐ。

A オーディオテクニカ MM-AT150
  ディテールに優れ、良好な状態のレコードで本領発揮。

B オーディオテクニカ MC-AT33PTG
  音溝の追随性に優れ、鮮烈なダイナミックレンジに高級感。

C デンオン MC-DL301U
  圧倒的パワー感、フルオーケストラも、ロックに鳴り響く。

D オルトフォン MC-SPU
  4gの針圧が音溝のゴミを蹴散らし、音は芯を捕らえ聴き易い。

オーディオとしての一番は、再現性に優れたオーディオテクニカ AT-150
だろう。
しかし、気品のあるものも魅力だし、圧倒的なパワー感も 時には嬉しい。
中古レコードなどは、状態の悪いものも沢山ある。
ノイズを軽減するオルトフォン-SPU は、現実的には貴重な存在だ。

  
山水の古いアンプ修理の工房です。
問い合わせ先◇アンプ修理を行う工房
「有限会社 アクアオーディオラボ」
 〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢379
 電話:042-966-5789
※小さな工房で、修理依頼が多く電話が話し中になっている場合があります。
※修理できるのは、ステレオ製品でも単品の「アンプ」だけです。
「レコードプレーヤー」や「カセットデッキ」「ラジカセ」などは修理できません。
※現在修理の依頼が多く、3か月以上の待ちになります


※ 東芝最後の力作品 6GB8GT
を入手しました。2013年10月27日

秋葉原で最後のペアチューブということで、真空管店 店主も名残り惜しそうに
慎重に扱っていました。
残っていたのはペアチューブ 一組二本だけ、四本必要なプッシュプルでの
ステレオアンプは組めません。
したがって、プッシュプルならモノアンプで、シングルならステレオで組めます。
私はモノとステレオの両方を組み、真空管を差換えると どちらでも使えるよう
その場面において使い分けるつもりです。


  モデルルームにいらっしゃる場合は、普段聴いているCDなどを
 是非 持参してください。
 防音室なので、音をおもいっきり出せますから。

 ただし、ここはモデルルームで普段は住んでいないので、
いらっしゃる場合は、電話などで お知らせください。
・・・私もモデルルームに向かいますので。 工藤

        
…………………………………………
  RIPS ジャポーネ千葉 (防音)
  
 TEL    0120-209-109
 FAX    0470-57-4366
 ケイタイ  090-2208-5743
 WEB http://www.rips.co.jp
 Mail info@rips.co.jp
 予備 tx@rips.jp 

 モデルルーム
 千葉県木更津市高柳3439-6

…………………………………………



 


リンクページをご覧ください。

 ピアノ 防音   メルヘンへの誘い などなど

 

メールください